世界文化遺産
厳島神社及び弥山原始林が世界遺産対象区域
1996年(平成8年)12月 登録
国宝
厳島神社
嚴島神社
公式表記
創建593年
佐伯鞍職が社殿造営の神託・勅許により
御笠浜に市杵島姫命を祀る社殿創建が始まりとされる
1168年(仁安3年)
安芸守となり平清盛が再建し現在の風格となる
1207年(建永2年)1223年(貞応2年)
の二度の火災で全焼
現在残る社殿は1240~1243年(仁治年間)
以降に造営されたものである
明治維新後 新政府が派遣した大参事に社殿が「仏式」と判断 神仏分離の原則により社殿焼却(廃仏毀釈)の命が下されたが 棚守(宮司に相当)が新政府に直訴し焼却処分を免れた しかし採色が仏教的とされ剥がし落とされ「白木造」に改められ 千木と鰹木が新設され「復古」が行われた
また大径堂(千畳閣は内陣の木鼻を切り落とされ 仏像等を撤去し末社『豊国神社』と改名され 社殿の損壊と分離がなされ 大聖院(旧別当院)大願寺となる寺院が独立した
明治末期に国宝になりこれを期に廃仏毀釈により破壊された社殿が大修理(明治末~大正)で復旧され この時千木と鰹木が撤去された 明治期の写真にはこれらが確認できる
嚴島神社 大鳥居
国重要文化財
中央上部の額は沖側(外)
嚴島神社
御本社側(内)
伊都岐嶋神社
いつきしまじんじゃ
となっている
額内は縦約2㍍横約1.2㍍
額飾を含むともっと大きい
現在の大鳥居は清盛の社殿造営から数え
9代目1875年(明治8年)建立
高さ16㍍横幅24.2㍍総重量約60㌧
周囲9.9mのクスノキの柱は自然木使用
2004年旅行時 宿に下駄があり 干潮だった為 大鳥居の下まで行き 撮影しました
2021年 文献の再確認により 現存の大鳥居は9代目と訂正される
令和の大改修 2019年6月17日~20022年12月18日 3年半
その時 厳島社殿に海から行こうとも考えたのですが止めました
やってたら迷惑行為でニュース沙汰になってたかも
光の誘惑
五重塔
国重要文化財
檜皮葺きの5層塔 高さ27㍍
総高29㍍余 方4.6㍍(厳島神社公式HPより)
1407年(応永14年)建立
和様と唐様が調和した造りで
内部は板壁に極彩色の仏画があり
柱上部にも装飾絵が施され絢爛たるもの
だだし内覧は不可
ピンぼけばかりですいません デジカメ初だったので
徘徊終了後の一杯 このひと時までは良かったのですが 当時の妻が朝 具合が悪く
不機嫌に 昼間の厳島神社や水族館はキャンセル そのまま津和野へ