松本神社
〒 390-0873 長野県松本市丸の内10-37
℡ 0263-32-8514
2006.12.17撮影・情報
前進は暘谷大明神。その後、今宮八幡宮・片宮八幡宮・洪武大神社・淑慎大神社との合祀を期に、名称を松本神社と改めました。松本城主ゆかりの神社です。
1636年(寛永13)戸田光重が伯父の永兼を祀るために明石城内に新宮と称する社をもうけ1698年(元禄11)に暘谷霊社と名を変え、1726年(享保11)に戸田氏が松本に再入部したさいに光慈によって移された。
その後、永兼(暘谷)に加えて、1797年(寛政9)に光行により遠祖一色兵部小補(片宮)と戸田宗光(今宮、今宮八幡宮)が合祀され1831年(天保2)光年によって松平康長(洪武)と正室松姫(淑慎)が合祀され、以上の五柱を祀る事となり五社と称されるようになった。
境内には暘谷社の勧請と同時に志摩国鳥羽から移された真言宗弥勒院があったが、明治の廃仏毀釈で廃寺となり、弥勒院の釈迦如来坐像は安曇野市一日市場の観音堂に移されて居る。
大正時代に、古くは松本城二の丸の西北隅に松本城鎮守が鎮座していて、その後多々あり1825年(文政8)それが若宮八幡と社号にされ、五社の境内に移され、1953年それらが全て合祀されて、名称を松本神社と改められた。